映画『スターヴ・エイカー 召喚』ポスター

映画『スターヴ・エイカー 召喚』ポスター

幼い息子を失った夫婦が辿り着く、土地に眠る伝承――喪失と禁忌が交錯する、静謐なる“フォーク・ホラー”

2026. 9.11 FRI シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズ、アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開

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イントロダクション

『LAMB/ラム』に続く、生命の倫理を揺るがす新たなる衝撃作。ついにそのヴェールを脱ぐ!

英国ヨークシャー地方を舞台に、土地に秘められた伝承と家族の崩壊を描いた本作。その不穏で息を呑む物語は、観る者の心に深い衝撃を刻みつける。

監督・脚本はイギリス映画界の気鋭、ダニエル・ココタジロ。フォーク・ホラーの伝統を現代的な感性で再構築した本作は、BFIロンドン映画祭で最高賞を競う公式コンペティション部門に選出。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のマット・スミス、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』『セイント・モード/狂信』のモーフィッド・クラークの2人が主演を務める。

古いオークの根、謎めいた口笛、呼び戻される“何か”――美しく荒涼とした田園風景の中に漂う不穏な気配が、やがて静かに悪夢のかたちを成していく。その“召喚”は、誰の願いだったのか。喪失の先に差し出された救いが、想像を超えた恐怖へと変わる。

ストーリー
Story
愛は、ときに憑依する。生と死の狭間に生まれる、あまりにも異様な“幸福”。

英国ヨークシャー地方の人里離れた〈スターヴ・エイカー〉の地に移り住んだリチャードとジュリエット。息子オーウェンが“何かの声”を聞き始め、家族の日常は不穏に揺らぎ出す。やがて訪れる突然の悲劇。喪失に囚われた夫婦は、土地に眠る古い伝承へと引き寄せられ、夫は古いオークの根を掘り起こし、妻は亡き子の魂との交信に救いを求める。だが、彼らが知らぬ間に家の中へ招き入れてしまった暗く邪悪な力は、“失われたものを取り戻せる”というおぞましい可能性を差し出す――。

  • スターヴ・エイカー 召喚 場面写真7
  • スターヴ・エイカー 召喚 場面写真8
  • スターヴ・エイカー 召喚 場面写真9
  • スターヴ・エイカー 召喚 場面写真10
Cast
  • マット・スミス/リチャードMATT SMITH as Richard

    英国ノーサンプトン出身。「ドクター・フー」の11代目ドクター役で世界的にブレイクし、史上最年少のドクターとして英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ賞にノミネート。Netflix「ザ・クラウン」ではフィリップ王子を演じ、エミー賞候補に。近年はHBO「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」をはじめ、映画『ラストナイト・イン・ソーホー』『モービウス』『オフィシャル・シークレット』『獣の棲む家』などに出演し、映画・テレビ・舞台を横断して活躍。本作では、喪失に取り憑かれ、土地に眠る過去を掘り進めていく考古学者リチャードを演じる。
    [主な出演作]「ドクター・フー」(10~13)、『ロスト・リバー』(14)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)、『高慢と偏見とゾンビ』(16)、「ザ・クラウン」(16~17)、『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』(18)、『オフィシャル・シークレット』(19)、『獣の棲む家』(20)、『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)、『モービウス』(22)、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(22~)

  • モーフィッド・クラーク/ジュリエットMORFYDD CLARK as Juliette

    ウェールズ・カーディフ出身。Amazon「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」で若きガラドリエルを演じ、世界的な注目を集める。主演作『セイント・モード/狂信』では、信仰と狂気の狭間で揺れる主人公を鮮烈に体現し、英国アカデミー賞(BAFTA)ライジングスター賞にノミネート。『Eternal Beauty』(日本未公開)と『セイント・モード/狂信』での演技により、ロンドン批評家協会賞英国/アイルランド女優賞を受賞。『ラブ&フレンドシップ』『どん底作家の人生に幸あれ!』などに出演。本作では、喪失の中で禁忌へ惹かれていく妻ジュリエットを演じる。
    [主な出演作]『ラブ&フレンドシップ』(16)、『高慢と偏見とゾンビ』(16)、『クロール -凶暴領域-』(19)、『どん底作家の人生に幸あれ!』(19)、「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」(19)、『セイント・モード/狂信』(19)、「ドラキュラ伯爵」(20)、「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」(22~)

  • アーサー・ショウ/オーウェンARTHUR SHAW as Owen

    本作で、リチャードとジュリエットの幼い息子オーウェンを演じる。内気な少年だったオーウェンが“何かの声”を聞き始めたことで、家族の日常は少しずつ不穏に揺らぎ出していく。物語の発端となる存在として、喪失と伝承が交錯する本作の核心を担う。

  • エリン・リチャーズ/ハリーERIN RICHARDS as Harrie

    ウェールズ出身。王立ウェールズ音楽演劇大学で学び、BBCドラマ「ビーイング・ヒューマン」などを経て、米FOXで放送された人気シリーズ「GOTHAM/ゴッサム」でバーバラ・キーン役を演じ、国際的に知られる存在となった。『オープン・グレイヴ 感染』『テスター・ルーム』などジャンル作品にも出演。本作では、妹ジュリエットとリチャードの異変に疑念を抱くジュリエットの姉ハリーを演じる。 [主な出演作]「ビーイング・ヒューマン」(11)、『オープン・グレイヴ 感染』(13)、『テスター・ルーム』(14)、「GOTHAM/ゴッサム」(14~19)

  • ロバート・エムズ/スティーヴンROBERT EMMS as Steven

    英国出身の俳優。『戦火の馬』『白雪姫と鏡の女王』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』などに出演し、HBOのミニシリーズ「チェルノブイリ」ではレオニード・トプトゥノフ役を演じた。さらに「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」「キャシアン・アンドー」など話題作にも参加。本作では、リチャードの同僚であり、彼の発掘作業に関心を寄せるスティーヴンを演じる。
    [主な出演作]『戦火の馬』(11)、『白雪姫と鏡の女王』(12)、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)、「チェルノブイリ」(19)、「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」(19)、「キャシアン・アンドー」(22~25)

  • ショーン・ギルダー/ゴードンSEAN GILDER as Gordon

    英国の俳優・劇作家。長年にわたり映画、テレビ、舞台で活躍し、英Channel 4の「Shameless」ではパディ・マグワイア役、ITVの「ホーンブロワー 海の勇者」シリーズではスタイルズ役を演じたことで知られる。『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キング・アーサー』など映画にも出演。本作では、〈スターヴ・エイカー〉の近くに暮らし、土地の伝承を知る隣人ゴードンを演じる。
    [主な出演作]「ホーンブロワー 海の勇者」(98~03)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)、『キング・アーサー』(04)、「ドクター・フー」(05)、『わがままな大男』(13)、「窓際のスパイ」(22~)、「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」(24)

  • メラニー・キルバーン/フォード夫人MELANIE KILBURN as Mrs. Forde

    英国ヨークシャー出身。ギルドホール音楽演劇学校で学び、英ITVの長寿警察ドラマ「The Bill」でローラ・ブライアント役を長く演じたほか、映画『ゴッズ・オウン・カントリー』、『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』などに出演。テレビ、映画、舞台を横断して活動している。本作では、ジュリエットを霊的な儀式へと導いていく地元の女性フォード夫人を演じる。
    [主な出演作]『ゴッズ・オウン・カントリー』(17)、『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』(19)

Staff

監督・脚本 - Director / Writerダニエル・ココタジロDANIEL KOKOTAJLO

イギリス出身の脚本家・監督。長編デビュー作『Apostasy』(17/日本未公開)は、エホバの証人のコミュニティに生きる家族の葛藤を描き、英国インディペンデント映画賞6部門、英国アカデミー賞(BAFTA)新人賞部門にノミネート。ロンドン映画祭IWC奨励賞も受賞した。2018年にはBAFTAの新進クリエイター支援プログラム「ブレイクスルー・ブリット」に選出され、Screen Internationalの「スター・オブ・トゥモロー」にも名を連ねる。本作では、土地の伝承と喪失の心理を冷ややかに描き出す。

製作 - Producersテッサ・ロス、ジュリエット・ハウエル、エマ・ダフィ TESSA ROSS, JULIETTE HOWELL, EMMA DUFFY

テッサ・ロスとジュリエット・ハウエルが2016年に設立したHouse Productionsに、BBC Filmで開発部門責任者を務めたエマ・ダフィが加わった製作陣。House Productionsは「ブレグジット EU離脱」(19)、 「刑事シンクレア シャーウッドの事件」(22)、『聖なる証』(22)などを手がける。テッサはFilm4、ジュリエットはWorking Title Television/Film4などで数多くの作品開発に携わってきた。

撮影 - Director of Photographyアダム・スカースADAM SCARTH

英国を拠点に活動する撮影監督。ダニエル・ココタジロの長編デビュー作『Apostasy』(17/日本未公開)を手がけ、同監督と再び本作でタッグを組む。ジョージア・パリス監督作『MARI』(18/日本未公開)、ピーター・マッキー・バーンズ監督作『RIALTO』(19/日本未公開)、Netflix映画『彷徨い』(23)などを担当。荒涼とした田園と閉ざされた室内の空気を、陰影に満ちた映像で捉えている。

プロダクションデザイン - Production Designerフランチェスカ・マッサリオルFRANCESCA MASSARIOL

イタリア出身、ロンドンを拠点に活動するプロダクションデザイナー。ヴェネツィア美術アカデミーで舞台美術を学び、セントラル・セント・マーチンズでパフォーマンスのためのデザインを専攻。『リトル・ジョー』(19)、『MONSOON/モンスーン』(19)にアートディレクターとして参加し、その後『悪魔がみている』(20)、『Mogul Mowgli』(20/日本未公開)、Netflix映画『彷徨い』(23)などでプロダクションデザインを手がけた。本作では、1970年代の農家と土地の記憶を不穏な空間として構築している。

音楽 - Musicマシュー・ハーバートMATTHEW HERBERT

英国の電子音楽家、作曲家、プロデューサー。アーティストとしてはアルバム「Bodily Functions」や「One」シリーズなど、実験的な音作りで知られる。映画音楽では、セバスティアン・レリオ監督の『ナチュラルウーマン』(17)、『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』(17)、『グロリア 永遠の青春』(18)、『聖なる証』(22)などを担当。『聖なる証』では英国インディペンデント映画賞音楽賞を受賞した。本作では、“口笛”や不自然な声、低くうごめく響きを織り込み、呪術的な音世界を構築している。

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