運命の愛を貫くヒロインを描くファンタジーロマンス時代劇！！

５年前、竹林で襲われた自分を助けてくれた達人を探し出すために、英雄たちに戦いを挑み続ける主人公・岳闌柵。その命の恩人である達人は、クルミを使って自分を助け、胸元には赤いアザが。ある日、彼女がいつものように武侠家と戦っていると、そこに不問居士が現れる。彼女は不問居士に挑み、クルミを使った戦法から彼こそが命の恩人だと確信し、彼に抱きつく。胸元には赤いアザ！彼こそが運命の人に違いない！不問居士にとって、自分が父親殺しの仇の娘であることを知る由もなく・・・。押しかけ女房さながらに不問居士の家に居座り続ける彼女であったが、ある日、彼の胸元の赤いアザが消えている事に気づく！え？命の恩人だと思ったのに、勘違い？では、わたしの運命の人は誰？自分の命を救ってくれた運命の人を探し求め、その愛を貫こうとするヒロインを描いた心躍るファンタジー・ロマンス！

Story

不問居士(ふもんこじ)を演じている俳優は誰？と話題沸騰！

18年前、青州(せいしゅう)では暗夜(あんや)堡と正義(せいぎ)盟が覇権を巡り死闘を繰り広げ、青州を境に「不可侵の盟約」が結ばれた。双方共に深手を負う結果となったが、南側を正義盟が、北側を暗夜堡を統治することが決められ、18年間平和な日々が続いていた。それに最近変化が起こっていた。暗夜堡の堡主令嬢である岳闌柵(がくらんさん)が「不可侵の盟約」を破り、南側に出向いて英雄（武侠家）たちを倒し続けていると言うのだ。それだけでなく、彼女は相手の上着を剥ぎ取り胸元に赤いアザがないかを確認していると言う。人呼んで「岳闌柵　手だれ襲撃事件」だ。その後、彼女と戦った相手が死体で発見されるという事件も起こり始め、街の酒場では彼女の噂で持ちきりとなっていた。彼女を倒せるのは今や清風門伝承者の不問居士(ふもんこじ)こと蕭不問(しょうふもん)しかいないだろうと言われるようになる。しかし、この不問居士は世間を嫌い山にこもってしまっている。クルミを売って生計を立て、今では達人番付にも名前が載っていない。この噂を聞いた岳闌柵は、不問居士を探す事にするが・・・。

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